ごあいさつ
理事長 ごあいさつ
杉森高等学校の理事長 岩本初恵でございます。私は、令和5年12月に理事長に就任いたしました。これまで教育の世界に関わったことのなかった私が理事長職をお引き受けしたのは、明治という男性が中心の時代に、女性の生き方を、学舎を作るという形で提案された、杉森シカ先生の教えをこれからも子どもたちに伝えていかなければ、という一途な想いからです。
そして、なんと言っても、この杉森高等学校は、未来の子どもたちに絶対に必要な学校だからです。今は、調理の世界でいうと、海外から日本でおいしいものを食べにくるインバウンド客があふれています。この人たちは一回の食事代も平気で十万円くらいは支払って帰ります。また、医療の現場では看護師が不足しています。同じように、介護の現場も人手不足が深刻です。このような今を考えると、生徒たちは、社会から本当に必要とされている「人財」なのです。
ところで、私は、この杉森高等学校を経営するにあたり、亡き父が教えてくれた「1年、時間に変えると8760時間、迷う時間などなし。」「現実を見ることより未来を見て判断せれ。船酔いも遠くを見ると酔わない。暇な人間が人の評価や不平不満を言う。忙しく働く、人の粗探しより人に感謝することばかりになるから忙しい人間と友達になれ。」を座右の銘としております。
そうです。私は今、この学校の未来を見ております。そして判断しております。その第一弾が、来春からの校名変更です。新校名は、「福岡キャリアi高等学校」です。この校名は、九州はもとより全国からも生徒が集まるような学校にすべく、校名に「福岡」を入れました。「キャリア」は、専門学科を抱える学校としての伝統を受け継いでいくため、そして、どこよりも生徒を愛する学校になりたいという私の「想い」を込めて、アルファベットの「i」を入れました。第二弾は、校名変更に併せて完成する冷暖房完備の体育館改修と体育館使用開始よりも若干遅れますが、本校生徒は無料でランチができる食堂のリニューアルです。この無料ランチの実現については、「同じ釜の飯を食う」をモットーにしている私の夢でした。ちなみに、健康のことも考え、お味噌汁は、前日から出汁を取って身体にいいものを提供します。これは、食事は気持ちを安定させる役割を持っており、成長期にある生徒には必要なことと考えているからです。
どうぞ、杉森高等学校はもとより、この「福岡キャリアi高等学校(i高と呼んでいただければ嬉しいです)」をよろしくお願いします。
校長 ごあいさつ
杉森高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
わが杉森高等学校は、来春から福岡キャリアi高等学校へ校名を変更します。これまで、杉森高等学校として長きにわたり地元柳川はもとより福岡県各所、そして佐賀県や熊本県からも入学生を受け入れてまいりました。おかげで卒業生の数は、約3万人に上っております。この間、私どもは創立者である杉森シカ先生の教えを在校生に伝えてまいりました。
シカ先生の教えは、訓歌「まこともて つとめいそしみ うるわしく 花も実もある 人となれかし」に代表され、その「誠実ということを忘れず、努め励んでいけば、内面からその行いがにじみ出てきて、徳の備わった美しく立派な人になれるはず。そのような人になってほしい」という思いは、本校の教育方針として校訓「誠実 努力 礼節」に反映されています。
新しく誕生する福岡キャリアi高等学校は、校名は変われども、岩本初恵理事長のもとで、この「教え」をこれからも次の世代にしっかりと伝えてまいります。もちろん、私どもは「古きを温める」だけではありません。「新しさ」に果敢にチャレンジしてまいります。例えば、校名変更と併せて、これまでの「普通科医療総合コース」を「普通科普通コース(探究重視)」に改めます。これは、中学時代に進路を決めきれない受験生の皆さんに、手を差し伸べるためのコース改編です。しかも、大学入試の方法が、ペーパーテストからプレゼンテーション重視に移っていっているという時代の流れに応えるべく、「探究」活動に力を入れる学習を準備いたしました。
皆さん、杉森高等学校はもとより、新しい学校「福岡キャリアi高等学校」、略称「i高(アイコウ)」をよろしくお願いいたします。
校訓
誠実・努力・礼節
訓歌
まこともて つとめいそしみ うるわしく 花も実もある 人となれかし

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■ 学園創立者である杉森シカ先生の「教え」を、これからの若者にしっかりと伝えてまいります。
■ 生徒一人ひとりを大切にして、キャリア発達に必要なスキル・資格・学力を個別最適な学びをとおして身につけさせます。
■ 食育・看護・福祉・ファッション・スポーツ・文化を通じて、柳川はもとより福岡県、さらには九州、全国に貢献を果たします。

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■ 福岡県や九州はもとより日本国内でも、キャリア教育で「突き抜けた(倍率・受験エリア・外部視察者・発信量)」存在になります。
■ 無料ランチの導入、ICT活用の最先端を走るなど、従来の高等学校の「枠」を超えた教育活動ができる学校になります。

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■ 生徒ファースト”を念頭に、一人ひとりを大切に育てます。
■ 教職員が、“生徒の範”となるようなチャレンジを続けていきます。

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■ 自分の可能性を信じて前向きな学校生活を送りたい!」と思っている生徒
■ 「『なにか一つでもいい』から、学校生活で打ち込みたい!」と思っている生徒
■ 「専門的なスキルを身につけて、社会人として早く自立したい!」と思っている生徒
■ 「3年間の学びをとおして、キャリア意識を高めたい!」と思っている生徒